灯台のような存在に・・・
新年あけましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
新年始まって早々ですが、ふと思ったことを述べたいと思います。それは、卒業生についてです。
卒業後、学校に来てくれた52期生は13名いました。メール等で近況を報告してくれた方を含めると20名以上になります。学校に来てくれた52期生の中には、注射や導尿の練習をして帰った方もいます。
卒業生が学校に来て近況を報告してくれると、いまどんな壁にぶつかっているのか、何に悩んでいるのかが分かります。そして、明らかに卒業時点よりも成長していることが分かります。
これは私たち教員にとって、とても嬉しいことです。なぜならば卒業後、臨床で働いている姿や進学先で勉強している姿を、本校の教員は見ることができないからです。
だからこそ、卒業生の近況報告がとても嬉しいのです。
学校長は日ごろから、「看護学校は灯台のような存在で、卒業生がいつでも帰ってこられる場所にしたい」と仰られています。
灯台は安全に航海するための道しるべです。大海に出た卒業生たちにとって、本校は初心を思い出す場所であり、勉強できる場所であり、時に癒しとなる場所でありたい。
今年は53期生が卒業します。卒業式までかれらを全力でサポートし、そしていつでも帰ってこられるように灯を絶やさないでおきたいと、そう思いました。